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海外旅行におすすめのガイドブック比較

どのガイドブックも一長一短で、すべての旅行者にとって一番良いガイドブックはありません。個人自由旅行かツアー旅行かなど海外旅行のスタイル別によって、おすすめのガイドブックは異なります。当サイトでは、旅行ガイドを大きく分けて4つに分類し、人気ガイド本を比較しました。比較はあくまでも主観に基づいて評価しています。タイトルごとに完成度も違ってきますので、旅行ガイド選びの際は参考にして下さい。

海外旅行ガイドブックのタイプ

  1. 総合スタンダード系…交通や地図など情報が盛りだくさんで、個人旅行に最適。
  2. ムック(雑誌)系…写真やイラストが多く使われており、価格もお手頃。
  3. 女子旅向け…女子向けの情報がコンパクトにまとまっており、短期旅行に最適。
  4. コンパクトガイド…情報がセレクトされており、薄くて軽いので持ち歩きに便利。

海外旅行ガイドブックの主な出版社

  1. ダイヤモンド社…地球の歩き方・リゾート・MOOK・aruco
  2. JTBパブリッシング…るるぶ、ララチッタ、タビトモ
  3. 昭文社…トラベルデイズ、まっぷる、ことりっぷ
  4. 実業之日本社…ブルーガイドわがまま歩き・ツアーズ
個人旅行者&長期旅行者 ★★★オススメ ★★便利 旅のスタイルによっては…
ツアー&短期旅行者 ◆◆◆オススメ ◆◆便利 旅のスタイルによっては…

※2014年4月1日価格改定

情報盛りだくさん - 総合スタンダード系 -

情報量が多いので自分だけの旅行プランを立てやすいのですが、その情報量ゆえ何をするか迷うことも。また、ページ数が多く重いので持ち歩きに不便なところが難点。

地球の歩き方 
日本人が行く観光地をほとんど網羅する、100冊超えモンスター級、海外旅行ガイド。 人気観光地だと1〜1年半で改訂されるので、情報はとてもフレッシュ。 観光地までの「行き方」や「詳細な地図」が記載されているので、自力で観光・移動やホテル探しができる。 情報がたまに間違っていることもあるので、自由旅行のバイブルだと過信をせずに、上手に活用するといいかも。バックパッカーを意識したつくりだが、個人自由旅行にはやはりこの一冊は欠かせないです。

オススメ度 ★★★ ローコスト旅行者 価格 1,512〜2,160円
情報量 ★★★ 約250〜850ページ タイトル数 118地域/国
出版社 ダイヤモンド社 サイズ 21 x 13.6p
○ 他社では出版されていないマイナー地域もカバー。交通や地図が詳しい。
× 不必要になる情報が多くなり、持ち歩きに不便。具体的な旅プランをイメージしづらい。

地球の歩き方 リゾート
「地球の歩き方」のリゾートシリーズ。高級〜低コスト旅行者、短期〜長期旅行者まで幅広い層に対応しています。長めのリゾートライフも満喫できるガイド。ホテルやグルメ、ショッピング、アクティビティ情報が、広く浅く掲載されている印象です。

オススメ度  リゾート旅行者 価格 1,188〜2,052円
情報量 ★★ 約200〜350ページ タイトル数 19地域/国
出版社 ダイヤモンド社 サイズ 21 x 14.6p
○ 日本人に人気のビーチリゾート地をほぼカバーしている。
× リゾート型にしては、ビジュアルが少なくワクワク感に欠ける。

トラベルデイズ 
「マップル 新個人旅行」後継シリーズの新ガイドブック。情報量が多くても、コンパクトサイズ&軽量設計になっているので持ち運びしやすいです。書籍ガイドブックでは初の、スマホに地図と観光案内を無料ダウンロードできる点が嬉しいです。個人旅行のプランニングや、フリータイムを充実させたいツアー旅行者など、誰でも使いやすいガイドブックです。バックパッカー向けではなく、大人の海外個人旅行向けといった印象。

オススメ度 ★★★ 個人旅行者 価格 1,296〜1,728円
情報量 ★★★ 約200〜400ページ タイトル数 19地域/国
出版社 昭文社 サイズ 20.0x 12.0p
○ バランスがとれた内容となっており、幅広い層に対応している。
× 端末によってスマホ地図が使いづらい場合も。

ブルーガイド わがまま歩き
各都市の特徴やアクセス方法が、色分け・星印で評価されており一目で分かる。観光スポットについては分かりやすいが、「地球の歩き方」に比べ詳細なアクセス方法に欠けてしまう。タクシーで移動する個人旅行者・フリータイム型ツアー旅行者に向いています。各旅行ガイドの良いところを取り入れているが、中途半端な印象も拭えないです。

オススメ度 ★★ 中高級旅行者 価格 1,296〜1,901円
情報量 ★★ 約200〜450ページ タイトル数 37地域/国
出版社 実業之日本社 サイズ 21 x 13.6p
○ カバーを外すと洋書風になるので、ぱっと見ガイドブックに見えづらい。
× マップが広範囲すぎて、わかりづらい。

ブルーガイド わがまま歩きツアーズ
「ブルーガイドわがまま歩き」の兄弟シリーズ。フリータイムを充実させたい、パッケージツアー旅行者向けのガイドです。ハワイやイタリアなど、日本人に人気の観光地を押さえており、分かりやすくまとまっています。

オススメ度 ◆◆ ツアー旅行者 価格 1,404〜1,534円
情報量 ◆◆ 約250ページ タイトル数 10地域/国
出版社 実業之日本社 サイズ 21 x 13.6p
○ カテゴリーごと綺麗に色分けされ、ツアー旅行者ならこの一冊で充分。
× 自力移動したい個人旅行者には向いていない。

ビジュアルガイド - ムック(雑誌)系

るるぶ 
ビジュアルガイドの王様!日本人が訪問する人気観光地をほぼカバーしています。ほぼ毎年改訂されるので、海外の旬な情報やトレンドが掴みやすい。テーマごとに分かりやすく構成され、旅のイメージが湧きやすいです。初心者からリピーターまで幅広く対応しています。

オススメ度 ◆◆◆ 価格 977〜1,620円
情報量  約100〜250ページ タイトル数 67地域/国
出版社 JTBパブリッシング サイズ 25.6 x 20.8p
○ 写真が多く色鮮やかな構成で、見ているだけでもワクワクします。
× 個人旅行には、旅のノウハウなどの情報が不足気味。

まっぷる
日本人に人気の観光地を厳選した、ビジュアルガイド。「るるぶ」よりややディープな印象で、特に韓国とハワイに関しては、魅力的なテーマ別タイトルもあります。交通情報と詳細地図が一つになった街歩きマップは、取りはずして使える実用的な別冊付録です。

オススメ度 ◆◆ 価格 977〜1,296円
情報量  約100〜150ページ タイトル数 29地域/国
出版社 昭文社 サイズ 25.6 x 20.8p
○ 地図が「るるぶ」より見やすく、別冊なので持ち歩きに便利。
× 「るるぶ」と比べてラインナップが少ないのが残念。

地球の歩き方 MOOK
「地球の歩き方」の最新トレンドを押さえたビジュアルガイドシリーズ。「エリア別」は10タイトル、「テーマ別」は12タイトルが出版されています。弾丸トラベルなど他社にはない「テーマ別タイトル」が興味深いです。強敵「るるぶ」「まっぷる」より気に入れば買い!

オススメ度 価格 780〜1,296円
情報量  約150〜200ページ タイトル数 22地域/国
出版社 ダイヤモンド社 サイズ 25.6 x 20.8p
○ お手頃な価格設定と「持ち歩けるマップ」が嬉しい。
× 「エリア別」のラインナップが少ないのが残念です。

セレクトガイド - 女子旅向け -

ことりっぷ 
主に20〜30代の働く女子のご褒美旅がコンセプトのガイドブック。女子が好きな選りすぐりの情報が掲載され、イラストを活用し、すっきりとナチュラルテイスト に仕上がっています。ライバル「ララチッタ」より更にサイズが小さく、女子のバッグにもすっぽり収まる。地図が取り外しでき、使い勝手が良い。

オススメ度 ◆◆◆ 価格 1,080〜1,296円
情報量  約100〜200ページ タイトル数 34地域/国
出版社 昭文社 サイズ 18 x 15p
○ 女子好みのグルメやカフェ、スポットが厳選されており行動しやすい。
× 交通情報が少なく、これ一冊での個人旅行はやや不安を感じる。

地球の歩き方 aruco
「地球の歩き方」の女子旅版。以前はタイトル数が限られていましたが、充実してきました。魅力的なテーマ旅をコンセプトに「プチぼうけん」がしたい女子の願いを叶える一冊。構成もカラフルで見やすく、ビギナーからリピーターまで対応しています。女子向けガイドの中で一番最後に発売されたシリーズだけに、「冒険」という新しいテイストが加わっていて興味深いです。

オススメ度 ◆◆ 価格 1,296円
情報量 ◆◆ 約200ページ タイトル数 25地域/国
出版社 ダイヤモンド社 サイズ 19 x 14.8p
○ 他の女子旅向けガイドに比べ、交通や地図など情報量が充実しています。
× 「プチぼうけん」がテーマなだけにラグジュアリー感が欠ける。

ララチッタ
日本人に人気の都市別ガイドという面白いジャンル。女子旅ガイドブックの先駆け的存在です。薄くて軽く、ポケットマップ付きで持ち歩きに便利です。 女子の「○○したい」気持ちに応えた、街歩きのモデルコースが特長。「るるぶ」コンパクト版で大人女子旅向け、という印象です。

オススメ度 ◆◆ 価格 1,080〜1,296円
情報量  約100〜200ページ タイトル数 34地域/国
出版社 JTBパブリッシング サイズ 21 x 15p
○ 「るるぶ」の姉妹シリーズらしく、イラストや写真が多く見やすい。
× 「ことりっぷ」に比べ女子力がやや落ちる。

持ち歩きに便利 - コンパクトガイド -

タビトモ 
出発から帰国まで旅の順番に沿った構成のガイドブック。ビギナーやショートトリップに最適。「ララチッタ」が女子向けなのに対し、こちらは性別に関係のないつくりとなっています。好みは分かれますが、見る・食べるなど目的別にエリア地図が掲載され、目的地が分かりやすい。コンパクトながらも、マップや路線図など必要な情報が、しっかりとまとめられています。

オススメ度 ◆◆◆ 価格 1,026〜1,296円
情報量 ◆◆ 約100〜150ページ タイトル数 52地域/国
出版社 JTBパブリッシング サイズ 18.6 x 12.4p
○ コンパクトで検索しやすく使い勝手が良い。
× 情報量は決して多いとはいえないです。
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旅の達人が伝授
ガイドブック選びのポイント

観光スポットや見どころが良く分からない場合は、ムック(雑誌)系を選ぶと、旅のイメージが掴みやすいです。

短期旅行の方は、持ち歩きに便利なコンパクトガイド本がおすすめ。

短期旅行の方は、モデルルートや情報がセレクトされているガイド本を選ぶのがおすすめ。

1冊のガイドで情報量が足りない場合は、複数組み合わせたり、ネットで情報を補完しよう。

格安旅行・個人自由旅行の方は、交通手段や地図が詳細なガイド本を選ぼう。特に公共交通機関を利用する旅行者は重要です。

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マレーシア旅行におすすめ!
海外旅行ガイドブック

【地球の歩き方】
2015年11月発行

【地球の歩き方 東南アジア】
2016年1月発行

【地球の歩き方 リゾート】
2014年4月発行

【ブルーガイド わがまま歩き】
2015年1月発行

【るるぶ】
2015年7月発行

【まっぷる】
2015年9月発行

【タビトモ】
2016年8月発行

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