マレーシアってどんな国?マレーシアの基礎知識
インフォメーション
ミックスカントリー マレーシア
マレーシアの国土 は意外と知られていないかもしれませんが、マレー半島部分とボルネオ島部分から成り立っています。 面積は日本の約9割とやや小さく、人口は約4分の1の約3,000万人です。
民族構成
は、マレー系(約65%)・中国系(約25%)・インド系(約8%)と多数の先住民族で構成される多民族国家です。
公用語はマレー語ですが、各コミュニティ間で会話する際は母国語が使用され、各民族間で会話する際は英語が使用されています。
実際に私達が接する旅行では、広く英語が使用されています。また、駅・空港・主要観光地では日本語表記も見られます。
国教
はイスラム教ですが、私達日本人がイメージするイスラム教と少し異なるような気がします。
かなりゆるいイスラム国との印象を受けました。
全身真っ黒なベールに包まれた女性はごく一部で、頭だけカラフルなベールで覆い、首から下は西洋の服を着ている人が多い感じがしました。
また、信仰の自由が認められているため、様々な宗教が信仰されています。
それぞれの民族が持つ宗教・生活習慣がミックスされ、独特な文化やニョニャ料理を代表とするミックスグルメなどを創り出しています。
マレーシアとは、近代都市や歴史情緒ただよう古都、ネイチャーアイランドなど様々な魅力溢れるミックスカントリーです。
時差
日本とマレーシアとの時差はマイナス1時間です。日本のほうが先行しているので、日本が正午の時に、マレーシアは午前11時となります。
ビジネスアワー
●公共機関:《平日》8:00〜12:45/14:00〜16:15 《金曜》8:00〜12:45/14:45〜16:15
《土曜》8:00〜12:45 《日祝》休み
イスラムのお祈りの時間を取るため、休憩時間が長い傾向にあります。
※イスラム色の強いマレー半島東海岸の州では金曜日が休日となるところも多い。
●銀行:《平日》9:30〜15:00 《土曜》9:30〜11:30 《日祝》休業
●商店:《平日》9:00〜18:00頃 《日曜》休業
※大型ショッピングセンターは21:00か22:00頃までオープン。
電圧・プラグ
電圧は220Vで周波数50Hz。コンセントは3つ又のBFタイプが多く、日本の電化製品を使用するときは変圧器と変換プラグが必要になります。
ただし、製品に100〜240V、50/60Hzと表記されているものは、変圧器なしで使用することが可能です。
飲み水・トイレ
水道水は避け、ミネラルウォーターの飲用をオススメします。
レストランや屋台で出される水や氷も基本的には問題はありません。ただし、生野菜には注意しましょう。
ティッシュは必需品!観光客向け以外のトイレには、トイレットペーパーがないことが一般的です。
トイレの床が濡れていることがあるのは、用を足した後、備え付けのシャワーやバケツで洗う慣習があるから。
紙を流せないタイプのトイレは、備え付けのゴミ箱に使用済みの紙を捨てること。
ホテル以外は有料な場合が多く、トイレの前にいる門番?の人にRM0.5程度の料金を支払います。
物価相場
マレーシアの物価は、日本の約3分の1が目安と言われています。
屋台や交通費などは特に物価の安さを実感できます。
お酒やタバコなどの嗜好品はイスラム教国であるため、日本と同じくらいかやや高めです。
ミネラルウォーター(500ミリリットル)RM1程度
治安
マレーシアは東南アジアの中でも比較的治安が良い国ですが、日本とは違う国ということを忘れず気を引き締めよう。日本人が被害に合いやすい犯罪は、スリ・ひったくり・置き引き・睡眠薬強盗・クレジットカード犯罪です。また、マレーシアで有名なのが「いかさま詐欺」です。「家族が日本に留学しているので心配。」などと声をかけられたら要注意。管理人もKLCC周辺で声をかけられました。
詳しい情報は 外務省 海外安全ホームページへ
習慣とマナー
マレーシアはイスラム教国なのでラマダンと呼ばれる断食月があります。断食月の1ヶ月間は、日の出から日没まで一切の飲食を断ちます。
もちろん旅行者は自由に飲食ができますが、その時期はお店が早く閉まってしまうこともあります。
※2011年:8/1〜8/29 2012年:7/20〜8/18 2013年:7/10〜8/7
2014年:6/28〜7/27 2015年:6/18〜7/16 2016年:6/6〜7/5
食事
イスラム教徒は豚肉、ヒンドゥー教徒は牛肉が禁じられています。多民族国家のマレーシアでは、むやみに食べ物を勧めないほうが良いでしょう。
お酒
マレーシアの国教となっているイスラム教徒は、飲酒が禁じられていますが、観光客には関係ありません。
レストランや中国系の屋台ではお酒を飲むことが出来ますが、ビールしか置いていないことも。
※マレー系の屋台ではお酒を置いていません。
イスラム色の強いマレー半島東海岸では、お酒を置いていないレストランも多いです。
喫煙
イスラム教では、喫煙も禁止されている。レストランやカフェなど飲食店内は基本的に禁煙です。違反すると罰せられるので、タバコを吸う人は注意しましょう。
チップ
基本的にチップは不要。ホテルで荷物を運んでもらうなど、サービスを受けたときは、気持ちとしてチップをあげることも。
タクシーに乗った際、1リンギット以下のおつりをチップとして渡すこともあります。ホテルやレストランでサービス料が含まれてている場合は基本的に不要ですが、サービス料が加算されていない場合には総額の約10%を渡す。
タブー・マナー
@ポルノも禁止されているので、日本から雑誌などを持ち込む際には要注意。
Aイスラム教では左手は不浄なものとされているので、意識して右手を使おう。
B頭は神聖な場所とされるので、むやみに子供の頭をなでないこと。不浄とされている左手でなでることは絶対にしない。
C初対面の異性に握手を求めない。
D人差し指で人を指差しすることは失礼なこととされています。右手の親指で場所や目的物を示します。
Eモスクを訪れる際は、肌の露出に注意する。
F政治の話題や政府の批判をしない。
通信
公衆電話
硬貨式またはテレフォンカード式があります。
硬貨式はRM0.1、0.2、0.5硬貨が使用可能。市内通話は、RM0.1で3分間の通話が可能。
テレフォンカード式の場合は、カードをキオスク(売店)で購入。複数の電話会社が存在し、各会社ごとにカードが異なるので要注意。
携帯電話(国際ローミングサービス)
日本で使用している携帯電話をそのまま使用でき、短期間の旅行に適しています。国際ローミングに対応した機種または契約が必要です。
通話料は別料金でやや高額。着信にも料金がかかります。
例:NTTドコモ マレーシア国内向け75円/分 日本向け175円/分
電話のかけ方
国際電話識別番号00 + 国番号81(日本の場合)+ 最初の0を除いた市外局番 + 相手先電話番号
インターネット
クアラルンプールをはじめ、都市部や観光地にはインターネットカフェや無料のWi-Fiスポットが数多くあります。
ただし、通信速度は遅いですので、大量のデータ通信には不向きです。日本から自分のパソコンを持っていく場合は、電圧の違いに注意しましょう。
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